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ニュージャジー州の従軍慰安婦碑 Palisades Park, NJ

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昨年のアメリカ旅行の際、マンハッタンの向かいにあるパリセイズ・パークに寄った

東海岸ではマンハッタンに一番近い従軍慰安婦碑のあるところ

マンハッタンのバスターミナルであるポートオーソリティから急行バスで約30分

瀟洒な住宅街が広がるニュージャージーのベッドタウンは韓国・朝鮮系住民が50%を占める

日本の駐在員家族もマンハッタンとハドソン川対岸のニュージャージーに多く住んでいるけど

パリセイズパークとかフォートリーとかは、駐在員よりも韓国系アメリカ移民の多い街だ

この関連で気づいたのは、マンハッタンから郊外に延びるバスや地下鉄に

米国籍取得をアレンジする広告が目立った事

「中華系美国人」「KoreanAmerican」になる事やEBビザを斡旋する業者が目立つ

それにChinaTownがLittleItalyを浸食して勢力を広げていること

アジア系移民はとても元気だ

マンハッタンの中心部では強くは感じなかった多民族性も

宿をとっていたクイーンズやブルックリン、チャイナタウンの膨張、

ブロック毎に住む住民の民族性が異なるエリアを見れば人種の坩堝を実感せざるを得ない

半数以上がカラードで占められたバスで、黒人のオバチャンと話をしながら

(このバスの雰囲気は排他的で、観光客にかまってくれたのはオバチャンだけ。たまたま?)

目当てのパリセイズパークにたどり着く

図書館は日本人が訪ねてきたとわかると、勝手に見ろという感じで相手をしてくれなかった

図書・展示は日本では見たことのないような民族色の強いもの

韓国系住民がいかにアメリカのために貢献・忠誠を誓ってきたか、などの書籍が並ぶ

マンハッタンの喉ぼとけに位置する町は当然発言力が強い

上院議員・州議員などにも韓国系議員を選出する

日系の人に聞くと、NYCもLAとか

KOREANは意識的に大都市近辺で移民配備や慰安婦活動をしているのではないかとも言う

年末、岸田外務大臣が訪韓し、慰安婦問題に”合意”をもたらした

これはとても粘り強い外交を展開したと思う

文書化合意に達したわけではないけれど米英など諸外国が評価している

文書化にこだわるより、外交の場でアメリカなどが「不可逆的合意したんでしょ」と言ってくれるだけで

この問題のベクトルは前向きだ

朴政権も、その後のパンギムン?政権も

韓国国内での世論がどう変化をするかは、当分ゴタゴタするのだろうけど

諸外国が見ている場で”合意”を示した事は凄い前進だと思う

韓国内は大変だろう

2016年は在韓米軍の龍山基地引き揚げ・平沢基地移転の年でもあり

準備が進んでいない平昌五輪会場の問題とかもあり

考えあわせても、韓国内は揺れながら動いていていくのだろう

注目はアメリカ内でのロビーイング

強烈な意見を持つ韓国系米国人もいるのだけれど

大多数の韓国系住民は「KoreanAmericanになりたい」という意識が強く

その意識がなせる技としての忠誠碑と慰安婦碑の併設と感じてきた

どの国にとっての黒歴史である慰安婦問題は

米欧も触れたくないだろう

”合意”を世界に示せたことで

韓国系米国人は、これ以上は米都市で慰安婦碑運動を盛り上げられないのではないかと思う

それに大多数の韓国系住民は「アメリカ人になりたい」が第一義なのだから


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