スポーツ・コンサートとウェブの融合 (驚きのBarcleysCenter Nets Appsに学ぶ)
- titanium-kotaro
- 2015年5月21日
- 読了時間: 2分
スタジアム・コンサートで、サッカーで、ケータイが繋がらない
巨大なスタジアムで待ち合わせが出来ない
こんな思いをした方は多いはずだ
野球よりも、コンサート・サッカーで痛い目に遭うのは客層のせいか?
去年ニューヨークはブルックリンのバークリーズ・センターを体験した
Jay-Z,ChrisBrown,Ne-YoらブラックアーティストらのフェスPOWER HOUSEと
NBLのBlooklyn Nets戦
この会場のBarcleysCenterは2013年に出来たばかりの2万人収容の最新ホール
アングル・音響・座席幅などが素晴らしすぎるのに加えて
そしてチーム名・Netsにふさわしく最新のスポーツ・興行・ウェブの融合が存在する
会場内のフリーWi-Fiでストレスなくウェブが楽しめるのは言うまでもなく
まずNetsのチームアプリがトンでもない
メインスクリーンと融合して、様々な観戦方法を提示してくれる
★会場を盛り上げる場内SNS機能、投稿、メインスクリーン表示
★各選手・チームの各種データ・紹介動画
★場内外のフード・レストランなど各種サービス情報やクーポン
さらにテスト的に
★5層になった場内各所に埋め込まれたスタジアムカメラによるリプレー
★アプリからの操作による各種アングルからのプレー・リプレー
などなど
もちろん、ゲーム都合で全てを公開・再生して見られるわけではないが
驚きでしかない
コンサートの方は常に開催しているわけではないから、
そこまで充実はしていないが
アーティストが「撮影してハッシュタグつけてドンドン投稿しろ」とアオる
instagramやtwitterに投稿されたリアルな反応が
メインスクリーンに次々投影されて、”その場でしか味わえない体験”がある
Ne-YoなどはアルバムタイトルNonfictionに引っ掛けて
「#nonfictionで投稿しろ」と言う
その後、Ne-YoのアルバムはR&Bチャートの首位をしばらく独走
まあ、最新のプロモーションと興行にビックリさせられた
日本でもBRIZ、AX、横浜アリーナ、武道館、渋谷公会堂などが
相次いで改築・閉鎖・改装となるオリンピック前
果たしてBarcleysCenterに学んだ素晴らしい会場がいくつ出来るか?
音楽業界が興行に軸足移しているから
キャパ2万人近い会場が現れるとよいなあ、と思う今日この頃
おまけにVIPシートエリア層まで作って、観客にVIPを見せる事を意識している・・・
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