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Chris Brown

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Ne-Yo

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Young Jeezy

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POWER HOUSE 105.1 LIVE   JayZ,ChrisBrown,TraySongz,Ne-Yo,T.I,J.Cole,Jeezy,French Montna and more
  30th OCT 2014 at Barcleys center Blooklyn NYC
 
全米のラジオ局持ち回りのR&B,RAP,HIPHOPの一大祭典。
今回の開催はBlooklynのBarcleys centerという2年前に新装オープンとなったBooklyn Netsの本拠地での開催。登場するメンバーも
ChrisBrown,TraySongz,Ne-Yo,T.I,JayZ,J.Coleなど今のシーンを反映するメンバーなのに加え、会場JayZも資本を出したという2万人
収容のNBLのNets本拠地。サイバーな現代の興行を存分発揮できる驚く会場だった。
 

 

 POWER HOUSE 105.1 LIVE @NewYorkBlooklyn BarcleysCenter

 
10前後のアーティストが20~30分のステージを入れ替わりこなす。セットはシンプルでDr.DJ以外はシンガーとダンサー、それに曲によって
挿されるGt.やHorn、大量のダンサーなので楽曲的には驚きはあまりない。美術もライティングと巨大LEDぐらい。
客層はやはり半数以上が黒人層、そして3割ぐらいがクラブ好きのNYの高校生や若者。終演午前1時過ぎにも関わらず黄色い歓声を上げ続ける
高校生たちにビックリ。
ここでは個々の公演よりも、特記すべき3~4点についてのみ記す。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
1つはNe-Yoのステージに代表されるネットと興行の融合。まず、会場ではステージをケータイなどで撮影しても黙認であること。Ne-Yoの場合、
新譜発売直前だったこともあり、キャンペーン名の #nonfiction とあわせ、会場にいる高校生たちがselfee(自撮り)してinstagramやtwitter,facebookにアップする事を黙認するどころか、Ne-Yoが煽ってくる。架空ではなく’現実体験’を味あわせる。それが直後にステージの
左右中央のLEDにロールとなって流れる。この臨場感、コンサートにいるという現実体験。
instagramではハッシュタグ付き動画は秒数制限とか特定アーティストの特定動画はアップ可能という制限がついていたらしく、そこらかしこで
自撮り・ステージ込みの写真や動画を上げる若者が山ほど。他にBarclaysCenter内でのwifiで連動アプリの仕組みもあったようなのだが、
事前準備と英語理解が不十分で隣の高校生のを覗き込んだにとどまった。
しかし、確かにwebと興行の融合した今のコンサートの姿を目の当たりにした。
Ne-Yoのラブソングは場内黄色い声での大合唱。若い層へのストレートな甘い歌詞は、共感を呼んでいるんだな。ジャニーズ並みのその
迫力を現場で味わって圧倒されました。
 
 2つはBarcleysCenterの作り。アリーナも入れると5層のオペラハウスのような重層の建物。3階席なんて横浜スタジアムの倍の角度はあろうか
という急斜面。と1階席と2階席の間にVIP層が作られているのがミソ。ここは日本に見られる貴賓席とは違い、ゲストが来ているのを見せる事を
意識した作りになっている。VIPルームでJayZが酒飲んでいたりするのが丸見えで、他にも著名人やセレブたちが、この席で公演を楽しんでいる。
格差を作ってハクをつけるというのを、クラブ並みに公演会場でも実現したのがココ。
 
   Barcleys Center seating map バークレイズセンター座席図
 
 当日はLINEが全米進出に向け広告を場内で流していたので、日本から来たLINEのVIP陣もこのVIP席で観賞していた。いや、素直にあの席に
いつかは座って見てやるという気を起こさせる会場でした。
 さらに最新のNets本拠地ゆえに、場内wifi、場内アプリ、ケータイ充電スタンド、モバイルノベルティーなど様々なものがあり、5層の壁には内臓
テレビカメラが埋め込まれて、中継・録画対応も綿密になされている。
 加えて、天井にはおびただしい美術・演出用バトンが隠されていて、いったいこれはどのような時にどのように使うんだろうと興味身心でした。
 
 3つめは嘆かわしい事。7時開演で前座格のアーティストが次々と出てくるのだけれど、だんだん席が埋まってくると悪ガキや粋がった奴らが
マリファナをお決めになる。9時に満席になる頃には方々で狼煙が上がっている。
 こりゃたまらんと席を離れフードコートにしばらく逃げていた。係員が公演が始まっているのにポツンとピザ食べている自分に声を掛けたので、
’Bad kids begun to smoke glass near by my seat. I Japanese have no torelanse to smoking glass. away for a while'とか答えると、ポンポンと
肩を叩いた。形だけ’body check’とか指示出していたけど、アメリカではマリファナ文化は音楽と切り離せない事を改めて実感。
 過去、映画館とかであの匂いが漂ってきた経験はあるけれど、2万人のコンサート会場でマリファナがもうもうとしてしまうと困りもの。もらい酔い
しないようにsecond smokeを必死で避けて3階席の後ろの方に退避して逃げたので、ノリノリにはなれなかった残念さが残る。
 
 
 
 
 
 
 
 
                                     
 
 
 
 
 
 
 
4つめは現地の高校生たち。特に女子高校生たち。なんであんなに元気なの?門限とかは?ずっと大合唱で、セルフィー取り合ったりしているし、
回し飲みとか、ケンカとか。オヤジだから無理な事だけど、知人になってNYCのナイトクラビングとか案内してもらったらどんなに楽しいだろう。
 マリファナ避けてしばらく席を外して戻ってきたら、女子高校生の一団が僕の席に座っていて、’excuse me,this seat・・’と言ったら’Nooooooh’
と叫ばれて、こりゃケンカ出来ないとスゴスゴと上段の開いている席へ退散。そこにもマリファナ決めている男子高校生がいたけど、今度は隣の
女子高校生が’This Japanese guy dislike mj’とか言って諌めてくれた。ありがとう、アメリカの女子高校生。sassy,noisy,but happyな君たちに
あえて良かったよ! 当然、JayZのサプライズ登場もあって地下鉄揺られて帰ったのは午前2時!
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