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奥多摩・御嶽神社滝行 Okutama Mitake Shrine Waterfall Practice


毎年恒例の奥多摩・御嶽神社の滝行修行へ

今年は開始から終了まで、ちょうど雷雨の中

3倍以上濃い内容の禊をした気分

去年から今まで、そんなに反省しなきゃいけない事だらけだったか?

午後1時、山上の神社集合

1時間ほど、講義と修行報告の奏上を神様に行い

男はふんどし、女は白衣に着替えて

午後2時過ぎに神社を出発

ところが滝までの道中30分の山道で雷がゴロゴロ、雨が激しく降ってきた!

白鉢巻きをした異様な一行、雷雨の中を滝を目指す

すれ違う登山客は雷雨を避けようと門前街や茶屋に駆け込むのに

我々ときたら、ひたすら修行のため雨の中を滝を目指す

滝に着く頃には雷雲はちょうど我々の頭上!激しい稲光と豪雨をもたらした

祝詞である和歌を唱えながら、準備運動を兼ねた動作を繰り返し繰り返し行う

こうすると不思議なもので身体が高潮し、気持ちがトランス状態となってくる

そうこうしている間に滝と沢は白色から茶色く濁った濁流と化してくる

’祓い給え 清め給え’と自らの肉体を差し出して滝に打たれる

ただでさえ冷たい沢の水はさらに冷たさを増してくる!

そうか、山の雨は沢水になると冷たいんだ!と改めて気づく

こりゃ沢登りで突然の雨で水に落下したら大変なわけだ

ボロボロというべきか、全て禊ぎ流したというべきか

不思議な爽快感を抱え、神社社務所に戻って解散したのが午後5時

その頃には雷雲は過ぎ去っていった。

見事なものだ。非常に濃い禊を演出した雷雨だった。

この強引に集中・トランス状態に持って行ってくれる滝行は好きだ

武蔵御嶽神社・滝行 Mitake Shrine waterfall practice


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