NEW YORK CITY MARATHON 2014
- titanium-kotaro
- 2014年11月2日
- 読了時間: 3分
NYC marathon 4:19:03で完走。windy and long road.
世界100か国以上から5万人以上が参加。日本人は在米者も含めて1%もいない。
ニューヨークのコースはStatin Island をスタートに、Blooklyn、Queens,Manhattan、Bronx,再びManhattan
と、ニューヨークの5つの区を駆け抜ける。
コースは50m高のQueensBrou橋をはじめ5つの橋の昇降の他に、細かなアップダウンが延々と続くタフな
コース。道路は雪国ニューヨークだからところによりデコボコやコンクリート張り、そして何より5万人以上が出す
ゴミが道路にあふれる。防寒着もコース途中で路上に脱ぎ捨て散らかす。これが一番足を取られる。
周囲は日本人よりも身長・体重がはるかにある男女ばかり。軽自動車とダンプカーだ。言葉は英語だけでなく
世界各国の様々な言葉。受付も移動も集合も、英語でのアナウンス・交渉が出来なければスタートに辿りつけ
かねない。
それと少なくともアメリカじゃマラソンは金持ちのスポーツだね。そりゃ42kmを走り通せる体力を付けようと思え
ば、定期的なジム通いか、安全なエリアでのロードジョギング。太らない食事制限。これは金がないと出来ない。
14時間のフライトもいれて、海外でアウェイで戦う事ってとても難しい事を痛感。
日本のレースなんてエイドが乏しい、スタッフがまずいとか文句をよく聞く。でも、5万人をニューヨークで仕切って
いる事務局はとっても手馴れていてケアも行き届いているのだけれど、トラブルも含め全ては自己管理・自己責任という感じ。
エイドも水以外は補食なんかは人種の坩堝だから公式は出してくれない。スポンサーや地元の私設エイドだけ。だから米国人ランナーの多くは弾倉ベルトのようにエナジーバーをこれでもかと巻きつけていた。

でも、最高のコース、最高のマラソン、最高の声援だった。結婚後では子どもが産まれた事の次くらいの
ものすごい体験だった。
人種の坩堝・ニューヨークだから、ストリート毎に異なる民族によるそれぞれのスタイルの声援が果てしなく
続く。バンド生演奏、DJ、ブラスバンド、吹奏楽隊、ゴスペルコーラス、などなど。通り通り毎に、角々ごとに
途切れない。性的少数者団体のブラスバンドにもビックリ。42.195kmのエレクトロ・ランみたいだ。
捻挫を抱えて出走も危ぶんだけど、キロ30秒落として、声援に支えられて高潮した。何とか完走した。 市民ランナーなら、お金貯めてニューヨークを走るべき。目から鱗が落ちる指折りの体験。 NYRR ニューヨークシティマラソン・サイト NewYorkCity Marathon site
また、お金を貯めて参加したい。6大メジャーにも出たいぞ。そうするとあと4つ。
ニューヨークマラソンは特設ページを作ってぼちぼち書き残していく予定。

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